サンスベリア
- 学名:Sansevieria
- 別名:千歳蘭(チトセラン)
- 分類:キジカクシ科ドラセナ属
- 原産地:アフリカ、マダガスカル
サンスベリア(sansevieria)はアフリカ南部とマダガスカルの乾燥地域に自生する常緑の多肉植物です。茎は地下にあり、硬く直立した剣のような葉だけを地面から立ち上げるようにして生育します。
乾燥した自生地の気候に適応した結果として、葉は肉厚で水分を蓄えられるようになっているほか、体の表面積を減らして水分の蒸発を防ぐために円筒形や円錐形をしているのが特徴です。
観葉植物として代表的なのはトリファスキアータ(D. trifasciata)の園芸品種です。特に広く普及しているのは黄色の覆輪が入るローレンティ(D. trifasciata ‘Laurentii’)で、ホームセンターや園芸店だけでなく、100円ショップなどでも見かけます。
成長は遅めですが広範囲の温度と日光条件に耐えることができ、乾燥に強く、枯れにくいため、初心者でも育てやすいでしょう。成熟した株は葉と葉の間から長い花茎を伸ばし、その先端に白い小花を咲かせます。
ちなみにサンスベリアという名前は以前の属名に由来する通称で、DNA研究に基づく分類体系の見直しの結果、2017年にサンスベリア属からドラセナ属に再分類されています。
品種紹介










育て方
水やり
春から秋の生育期には土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。多肉質の葉に水分を蓄えているので乾燥に強く、過湿にすると根腐れを起こします。気温の低下とともに生育が鈍るので、秋頃から水やりの回数を減らし、冬は土が乾いて数日たってから与えてください。
置き場所
直射日光の当たらない明るい場所で育てます。春から秋の暖かい時期には屋外でも育てられますが、強い日差しを浴びると葉焼けを起こすので、明るい日陰に置くか遮光してください。室内であればレースのカーテン越しに日の当たる窓辺などが理想的です。耐陰性があるため薄暗い場所でも育ちますが、日光不足が続くと斑が薄くなり、ひょろひょろとした弱々しい姿になります。冬は室内に取り込み、10℃以上を保って管理してください。
肥料
春から秋の生育期に10日に1回程度、希釈した液体肥料を与えます。もしくは1ヶ月に1回、緩効性の置き肥を与えてもかまいません。
