ニデラリウム

ニデラリウム

基本データ
  • 学名:Nidularium
  • 分類:ブロメリア科ニデラリウム属
  • 原産地:中南米

ニデラリウムはブラジルの熱帯雨林に20種以上が分布するブロメリア科の植物です。原産地のブラジルでは地面や腐った丸太の上などに生育していることが多く、群生する傾向があります。

葉は幅の広い線形で、中心から放射状に広がってタンクのような構造を形成します。生育に必要な水はここに溜まった雨水から、栄養は中に入り込んだ昆虫や落ち葉などから吸収しています。根は宿主に自分の体を固定するためのもので、あまり発達せず、水分もほとんど吸収しません。

生育速度は遅く、ゆっくりと高さ20~30cm程度まで大きくなり、成熟した株は春から秋にかけて株の中心から花を咲かせます。開花期が終わると株ごと枯れてしまいますが、親株の根元に子株が付いて自然に発根するので、子株が親株の半分くらいのサイズまで育ったら根を切り離して新しい鉢に植え付けるとよいでしょう。

ニデラリウムにはさまざま交配種があり、葉色も赤や紫、黄色などバリエーションに富んでいます。見た目が似ているネオレゲリアとしばしば混同されますが、両者は別々の属に分類される異なる植物です。

育て方

水やり

春から秋の生育期は植物の真上から水をかけ、タンクの中にたっぷりと水を溜めてください。ニデラリウムは根があまり発達していないので土は乾き気味でも問題ありません。タンクの中の水はずっと溜めたままにしておくとカビや害虫が生じやすくなるので、定期的に入れ替えをしてください。冬は生育が止まるのでタンクの水を抜き、乾燥を防ぐためにときどき霧吹きで葉水をして湿度を保ちましょう。

置き場所

よく日に当てて育てることが鮮やかな葉色を保つ秘訣となりますが、ニデラリウムの多くは光が適度に遮られた樹冠などに自生しているので、光が強すぎると葉焼けを起こします。直射日光の当たらない明るい場所に置いてください。屋外であれば明るい日陰か半日陰、室内では日当たりのよい窓辺などが理想的です。冬は日当たりと風通しの場所に置き、10℃以上を保って管理します。

肥料

肥料はほとんど必要ありません。

品種紹介

ニデラリウム ファイヤーボール
ファイヤーボール
ニデラリウム ファイヤーボール バリエガータ
ファイヤーボール バリエガータ