ミューレンベキア
- 学名:Muehlenbeckia
- 別名:ワイヤープランツ
- 分類:タデ科ミューレンベキア属
- 原産地:ニュージーランド、オーストラリア
ミューレンベキアはニュージーランドやオーストラリア、南北アメリカ大陸などに20種以上が分布するタデ科の蔓性低木です。木質の蔓が針金のようにみえることからワイヤープランツという名前でも流通しています。
近くに壁や樹木があれば蔓を伸ばしてよじ登り、そうでなければ這うように横に広がって地面を覆うのが特徴です。自生地では枝を絡み合わせて塊状に生育している光景がみられ、時には低木の高さを上回るほど巨大な塊を形成することもあります。
開花期は夏から秋で、黄緑っぽい小花を咲かせ、やがて縁が5つに分裂したお椀型の半透明の果実をつけます。果実は鳥類の食料源となり、花も在来の昆虫に蜜を提供するなど、自生地の生態系において重要な役割を果たしています。
観葉植物として栽培されているものとしては、コンプレクサ(M. complexa)とアキシラリス(M. axillaris)が代表的です。コンプレクサはニュージーランドの固有種で、海岸や山岳地帯などに自生しています。
赤茶色の蔓と小さな緑の丸葉がかわいらしく、園芸的にはハンギングバスケットや寄せ植えでの鑑賞が楽しまれています。寒さに比較的強く剛健なため、冬に霜の降りない地域ではグランドカバーとしても有効です。
属名はフランスの苔類学者・ハインリッヒ グスタフ ミューレンベックへの献名です。
品種紹介

育て方
水やり
春春から秋の生育期は土が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥にやや弱く、水切れすると葉を落としやすくなります。気温の低下とともに活動が鈍るため、冬は水やりの回数を減らし、土が完全に乾いたあと数日たってから与えてください。
置き場所
直射日光の当たらない明るい日陰が適しています。寒さに強く、多少葉が落ちるかもしれませんが関東以南の地域であれば屋外でも越冬可能です。ただし霜には弱いので、地植えにする場合は霜よけ対策の必要があります。寒冷地では室内に取り込み、0℃以上を保って管理してください。
肥料
春から秋の生育期に1ヶ月に1回程度、希釈した液体肥料を与えます。
