マランタ

マランタ

基本データ
  • 学名:Maranta
  • 分類:クズウコン科マランタ属
  • 原産地:ブラジル

マランタは熱帯の中南米や西インド諸島などに約20種が分布する多年草です。観葉植物として栽培されているのはレウコネウラ(M. leuconeura)の変種が中心で、人目を引く独特の葉模様が好まれています。

弊社で取り扱いのあるアマビリス(M. leuconeura ‘Amabilis’)とアマグリス(M. leuconeura ‘Amagris’)もレウコネウラの一種とされています。アマビリスは淡い緑地の葉に濃い緑色の葉脈があり、魚の背骨のようなパターンを描きます。葉の裏側は表と対象的な赤紫色です。アマグリスはアマビリスの変異種で、アマグリスよりも葉脈の模様が細くなります。

マランタをはじめとするクズウコン科の植物は、昼夜の明暗が刺激となって葉を動かす「就眠運動」を行うのも特徴です。よく観察してみると夕方ごろから葉を上向きに折りたたみ、日が昇ると葉を水平に開いていることがわかります。

葉を閉じた時の姿が両手を合わせて祈っているように見えることから英語ではプレイヤープラント(祈りの植物)とも呼ばれています。

茎は這うように伸びるものが多いので、吊り鉢仕立てにするのがおすすめです。成熟した株は花も咲かせますが、白っぽい小花であまり目立ちません。

ちなみにマランタは同じクズウコン科に属するカラテアと見た目が似ていますが、両者は別の植物で雄しべの構造によって区別することができます。

属名はイタリアの植物学者・Bartolomeo Marantaniへの献名です。

品種紹介

マランタ アマグリス
アマグリス
マランタ アマビリス
アマビリス

育て方

水やり

春から秋にかけての生育期は土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり与えます。水が切れると葉が落ちたり丸まったりします。冬は活動が鈍るので水やりの回数を減らしてください。湿度の高い環境を好むので定期的に霧吹きで葉水もすると葉が生き生きとし、害虫予防にもなります。

置き場所

薄暗い林床に自生しているため、直射日光の当たらない明るく風通しのよい場所に置いてください。ただし一日中日が当たる場所ではなく、朝日や穏やかな午後の日差しが入るような半日陰であれば問題ありません。光が強すぎると葉焼けを起こします。

気温の低下とともに生育が緩慢になります。寒さには弱いので冬は室内で10℃以上を保って管理してください。

肥料

肥料なしでもよく育ちますが、成長を促したい場合は春から秋の生育期に規定どおり希釈した液体肥料を2週間に1回程度与えます。