ユーホルビア

ユーホルビア

基本データ
  • 学名:Euphorbia
  • 分類:トウダイグサ科ユーホルビア属
  • 原産地:全世界

ユーホルビア(Euphorbia)は、ユーホルビアはトウダイグサ科に属する常緑および落葉低木で、約2000種が知られる顕花植物最大の属のひとつです。属名は古代ローマ時代に存在した王国「マウレタニア」にて王に仕えたギリシャ人医師・Euphorbusへの献名です。ユニークで個性的な形をしているため多肉植物に分類されるものも多く、トゲのある品種もあるためサボテンにも間違われやすいです。茎や葉、幹などを傷つけると、その切り口から白くて粘着質のある液体を出し、皮膚のかぶれなどを引き起こす場合があります。植え替えや剪定の際は手袋をし、目や口など粘膜にも触れないようにしましょう。実際の花は小さく、花びらのように見える部分は苞葉といって葉が変形したものです。苞葉は赤や黄色で大きく広がり、色や形が長く残るので、2か月近く観賞することができます。

弊社で取り扱いのあるパラスアテネ(Pallas Athene)、マラソン(Marathon)、リア(Rhea)は多肉質な茎に鋭い棘が密集し、サボテンに似た外観をもつ常緑樹です。茎は直立して最大2m程度の高さまで成長しますが、ある程度の高さに達するとツル状に伸びるようになります。葉や花は茎の先端に付き、古くなった葉がやがて棘に変化します。この3種はユーホルビアでもミリー(milii)という種に分かれ、ミリーには約15の変種があり、さらに多くの園芸品種が存在します。日本には大正初期に渡来して古くから栽培されており、サボテン科のモクキリンに似ていて花が目立って美しいことからハナキリンという和名で知られています。花は基本的に赤ですが、ほかにピンク、白、オレンジの花を咲かせるものもあります。

品種紹介

パラスアテネ
マラソン
リア

育て方

水やり

春から秋の生育期には土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。多肉質な茎に水分を蓄えており、乾燥に強いため、乾かし気味でも問題ありません。気温の低下とともに生育が鈍るため、冬は土が乾いて数日経ってから与えます。ただし15℃以上あれば冬でも成長して花を咲かせるので、生育期と同様に水やりしてください。

置き場所

日光を好むので、春から秋の生育期にはなるべく屋外に出してよく日に当てて育てます。強光に強く、夏の直射日光にも耐えられます。寒さには弱いので、冬は室内に取り込み、10℃以上を保って管理してください。

肥料

秋から春の生育期にかけて2週間に1回程度、希釈した液体肥料を与えます。もしくは2ヶ月に1回程度、緩効性の化成肥料を置き肥として与えても構いません。