ドラセナ
- 別名:幸福の木
- 学名:Dracaena
- 分類:リュウケツジュ科ドラセナ属
- 原産地:熱帯アフリカ
ドラセナ(Dracaena)は熱帯アフリカ原産の常緑低木です。成熟した株は直立した太い幹の頂部から長い葉を放射状に広げ、アーチを描きます。野生では樹高6m以上まで大きくなりますが、室内では1.8m程度です。
日本ではお祝いの贈答品として親しまれ、幸福の木という名前で多く出回っています。幸福の木という流通名は、ハワイでGood luck plantと呼ばれているコルジリネ(Cordyline)の一種と、この属のマッサンギアーナ(D. fragrans ‘Massangeana’)の葉姿が似ているために両者が混同されて広まったとされています。
空気を綺麗にする効果があることでも知られ、NASAの研究では空気中のかなりの有害物質を除去することが証明されているそうです。
ドラセナの代表的な種類
ドラセナ マジナータ
マジナータ(D. marginata)もしくはマルギナータは、先の尖った細長い葉姿がスタイリッシュなマダガスカル原産の植物です。成長するにつれて幹立ちし、樹木のような姿になります。暖かい地域で露地植えにすると最大6mまで成長する可能性があります。葉の色違いでいくつか種類があり、全体が緑色のタイプのほか、黄・緑・赤の3色が交じるトリカラー、全体が赤みを帯びたレインボー、緑の葉に白い縁取りが入るアイボリーなどの園芸品種が知られています。
ドラセナ マッサンギアーナ
マッサンギアーナは花の香りが良いことで知られるフラグランス(D. fragrans)の斑入り品種で、葉の中央にライムグリーンの縦縞模様が入るのが特徴です。観葉植物として一般に出回っているのは親株から幹の一部を切り取って挿し木にし、芽吹かせたものです。幹の切り口には防腐剤が塗ってあり、それ以上伸びることはありません。代わりに脇芽がどんどん成長していくので、大きくなりすぎて幹とのバランスが悪くなってきたら、脇芽を付け根に近いところで切り戻し、新芽を出させるとよいでしょう。カットした穂は挿し木にて増やすこともできます。
ドラセナ サンデリアーナ
サンデリアーナ(D. sanderiana)は、ラッキーバンブーやミリオンバンブーという別名で知られるカメルーン原産の常緑低木です。熱帯アフリカを中心に50種類程度が分布しています。茎頂部の葉だけを残して竹のような外観に整えられたものが多く出回っており、茎が柔らかく変形に耐えられることから様々な形に仕立てられ、複数の茎を編み込んだものやハート型のもの、螺旋状のものなどがあります。
育て方
水やり
春から秋の生育期は土の表面が乾いてから鉢底から流れでるまでたっぷりと与えます。定期的に霧吹きで葉水をすると葉が生き生きとします。冬は活動が鈍るので水やりの回数を減らしてください。
置き場所
ある程度の耐陰性があるため、日当たりのよい場所であれば室内でも育てられます。午前中だけ日の当たる半日陰や、レースのカーテン越しに日の当たる窓辺などが適しています。長時間の直射日光に当てなければ屋外でも栽培可能です。日差しが強すぎて葉が焼ける場合は寒冷紗などで遮光してください。寒さには弱く、温度が低すぎると葉を落とします。冬は室内の日当たりのよい場所で10℃以上を保って管理してください。
肥料
春から秋の生育期にかけて月2回程度、規定どおり希釈した液体肥料を与えます。
品種紹介









