コヨバ

- 和名:赤莢合歓木(アカサヤネムノキ)
- 流通名:エバーフレッシュ
- 学名:Cojoba
- 分類:マメ科コヨバ属
- 原産地:メキシコ、中米、南米北部
コヨバはメキシコからボリビア、カリブ諸島などに10種以上が分布するマメ科の常緑高木です。熱帯雨林における代表的な樹木で、1本の軸の左右に細長い小葉が密に並ぶ涼しげな葉姿が特徴です。
観葉植物として一般に流通しているのはアルボレア(C. arborea)の変種・アングスティフォリア(C. arborea var. angustifolia)で、エバーフレッシュという名前で知られています。
属名のCojobaはアメリカ大陸の先住民が暮らす地域の名前を指し、種小名のarboreaには「高木の」、変種名のangustifoliaには「狭い葉」といった意味があります。
コヨバはネムノキと同様、夜になると軸を挟んで相対する葉同士が合わさるように閉じ、朝になると再び開くのも特徴です。これは「就眠運動」というマメ科植物などに特有の習性で、昼夜の明暗が刺激となって起こると考えられています。
なお、落葉性のネムノキが冬になると葉を落とすのに対し、コヨバは暖かい環境で育てれば年間を通して緑の葉を楽しむことが可能です。
開花期は春から秋で、葉の付け根から長い花柄を伸ばし、先端に球状の花序をつけます。花序は黄色の小花が集まってできており、開花から1ヶ月程度で実を結びます。
莢は果実と果実の間が深くくびれ、螺旋状にねじれる不思議な構造をしています。真っ赤な実がポコポコと連なった奇妙な姿に加え、熟すと自然に莢がはじけて中から黒い種子が顔を出すため、一層珍妙な感じを与えます。
種子は採取して播種するとうまくいけば発芽します。採取後は時間をおかず、すぐにまくのが発芽率を高めるポイントです。
品種紹介

育て方
水やり
春から秋の生育期は土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。土が乾燥すると葉が黄変して落ち始めるので、水切れには注意が必要です。気温の低下とともに活動が鈍るため、冬は水やりの回数を減らし、土が乾いて数日たってから与えてください。
置き場所
日当たりを好むため、年間を通してよく日に当てて育てます。春や秋の暖かい時期は屋外で育てることも可能です。光が強すぎると葉が焼けるので、夏場は明るい日陰もしくは室内に移しましょう。葉が茶色くなり、パラパラ落ちるようであれば日光不足が原因です。この状態の株はいきなり日向に移動させるのではなく、明るい日陰から徐々に日光に慣れさせてください。寒さには弱いため、冬は10℃以上を保って管理してください。
肥料
施肥は春から秋の生育期に行います。2ヶ月に1回程度、緩効性の固形肥料を与えるか、もしくは2週間に1回程度、希釈した液体肥料を与えてもかまいません。
