アレカ
- 別名:檳榔(びんろう) 檳榔樹(びんろうじゅ)
- 学名:Areka
- 分類:ヤシ科アレカ属
- 原産地:東南アジア
アレカはインドからマレー半島に分布し、高さ20mまで大きくなる単幹性の常緑高木です。日本には薬や染料として奈良時代に輸入されたのがはじまりで、現在は鉢物の観葉植物として流通しているほか、沖縄では街路樹に用いられています。自生地では竹のように群生し、幹の先端から大きなアーチ状の葉を広げるダイナミックな姿を見ることができます。
他のヤシ科の植物と比べて葉数が少なく、幼苗のうちから整った樹形に育つので、ミニ観葉としても楽しめます。
本来は芳香のある黄色い花を咲かせますが、屋内で開花することは稀です。花が終わると緑がかった果実がなり、成熟とともに黄色からオレンジに変化していきます。
この果実は檳榔子(びんろうじ)と呼ばれ、多量のタンニンが含まれています。アジアでは中の種子を薄切りにして乾燥させ、石灰の粒とともにキンマやライムの葉に包んで噛みタバコのようにしたものが嗜好品として用いられるほか、研磨剤や抗寄生虫剤の原料としても使われています。
飲食店や公共施設などでよく見られるアレカヤシと混同されがちですが、アレカヤシはディプシス属(Dypsis)に分類される植物で、アレカとは別の植物です。
栽培管理
水やり
春と秋の生育期には土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。湿度の高い環境を好むので定期的に霧吹きで葉水もしましょう。冬は活動が鈍るので水やりの回数を減らしてください。
置き場所
耐陰性はありますが、日当たりのよい場所で育てた方が生育がよくなります。屋外で育てる場合はいきなり室内から外に出すのではなく、直射日光に当てる時間を少しずつ長くするなどして徐々に環境に慣れさせてください。葉の乾燥を防ぐため、エアコンの吹き出し口の前などに置くのは避けます。寒さへの耐性は低いため、冬は10℃以上を保って管理してください。
肥料
春から秋の生育期に緩効性の化成肥料を与えるか、もしくは1ヶ月に1回程度、規定通り希釈した液体肥料を与えます。
品種紹介

